沖縄小浜島旅行4
3日目
朝起きると、そこにはタイ人ボクサーに大敗した内藤大助がいた。
やはり昨日のシュノーケルのせいだろうか。
この日は沖縄最終日だったので、もうジャンガリアンハムスターは連れて帰る覚悟でやり過ごすことにした。
この日は午後から竹富島のツアーを申し込んだ。
それまで数時間があったので、旅の想いでにいけたんとキーホルダー作りをすることにした。
私はカワウソ、いけたんはタコのパーツを選び、ポスカで色をつけて完成した。
キーホルダー作りは20分で終わった。
ちなみにこのキーホルダーは出発して40分後にカワウソが何処かに逃げた状態でカバンから出てきた。
プールサイドにははんぺんみたいな浮き輪があり、いけたんと押すなよ押すなよ願望がハンパなかったが、
出発前だったのでやめておいた。
プールサイドも暑く、時間もまだまだ有り余っていたので
さしてお腹も空いていなかったがホテルでアーサーそばを食べた。
10分後、二人とも汁まで完食した。
初日のお湯そばに比べると100億倍くらい美味しかった。
お昼を食べたらいよいよ出発。
さよなら星野リゾート。
港に戻り高速船で竹富島へむかった。
竹富島に着くとまずはグラスボードに乗船した。
グラスボードから見る海はお魚天国で、ずっと下を向いていたら、
船酔いしてアーサーが出そうになった。
アーサー天国になるところをなんとか回避し、グラスボードを降りて今度は水牛車乗り場にむかった。
出迎えてくれたのは
水牛のさぶちゃんとおじいちゃん
サブちゃんはまずうんちをひとしきりぶりぶり出してから、
お客さんを10人以上のせた車を一生懸命ひっぱっていた。
水牛車ではサブちゃんの運転に合わせて、おじいちゃんが三線を弾きながら竹富島の唄を歌っていた。
その唄声が何とも切なく、昔ながらの家々が残る景色を見ながら、
この島は戦争をしていた時はどれだけ大変だったか、今は笑顔でも昔は辛かったんだなと想いを馳せながら水牛車に揺られていた。
水牛車を降り、バスに揺られて、
星の砂浜というところへ行った。
砂が星型のロマンティックな砂浜だが、なんせ暑い。
狂いそうなくらい暑い。
箸置きにするためにサンゴを高速で拾った。
昨日マンションの排水溝に流れていってしまい、箸置きは1日しか使えなかったが、
サンゴの箸置きはすごく素敵なものだった。
高速でバスに戻ると帰りにホテルのフロントにあった無料のお菓子をがんがん詰めたかばんから、チョコが流れ出していることに気づき、二人とも無表情になった。
おわり。