沖縄小浜島旅行

9月初旬、いけたんと2人で遅い夏休みをとって沖縄の小浜島へ行った。

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もう何回目の沖縄だろうか。

大学時代から社会人になってからも沖縄本島に行きまくっていた私達はついに離島に行くことにした。


旅行前に先月夫婦ふたりで実家に帰った時、母親が

「この子結婚してるのにいつも旅行させてもらっちゃって、だぃちゃんごめんなさいね。」


というと、だぃちゃんは

「まりちゃんにとってもいけたんにとっても二人の旅行は特別に大切なようなので、全然気にしていないし問題ないですよ。」


と言ってくれて、今回も安心して旅立つことが出来た。



出発前日に台風が発生したが私達は気にとめなかった。

晴れ女だからだ。

いけたんと旅行するとなんだかいつも晴れる。

今回も台風と台風の間の晴れ間にちょうど行くことが出来た。



一日目


まずは石垣空港に到着。

石垣空港からまたバスと高速船に乗るので、空港のカフェで軽くソーキそばを食べた。

お腹が空いていたし、時間がなかったのでもくもくと食べたが、

後から考えるとあれは、


お湯の味だった。


お湯のそばを食べた後、夕食の豪華バイキングに思いを馳せつつ、ダッシュで港行きのバスに向かった。


バスは貸切だった。

島のおじいちゃんが運転するそのバスはリムジンバスほどの大きさだったけれど、私といけたん以外は乗客は見当たらなかった。


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地鶏をしていたらあっというまに港に着いた。

おじいちゃんにお礼をのべ、港でサトウキビアイスを買って高速船に乗った。


アイスを食べながら高速船に揺られ30分で小浜島に到着した。


小浜港に着くと星野リゾートのお迎えがいて、なぜかぬるいウェルカムパインを食べさせられた。


星野リゾートに到着するとフロントでは沖縄のお菓子やアイスがたくさん用意され食べ放題だった。


お部屋までスタッフがカートに乗せて行ってくれるのだけれど、

よろしければアイスを食べながら乗ってくださいと言われ、

私は葡萄アイスを選んだ。

カートは非常に可愛く写真をとるシチュエーションには持ってこいだった。

テンションもあがり色んなポーズで写真を撮ってもらった。

葡萄アイスを持っていることなどすっかり忘れた私のワンピースはドラゴンボールのセルが吐いた血まみれになっていた。

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アイスをすすめてきたスタッフを酷く恨みながら、まず部屋に着いてすぐパンツ一丁になり紫に染まったワンピースを石鹸で洗った。


そして到着の際に選んだホテルのリゾートワンピに着替えた。

ホテルのリゾートワンピはどれも素敵で、私もいけたんも好きなものをチョイスした。


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小浜島のマーメイドになった私達はとりあえずプールサイドのバーのウェルカムシャンパンを頂きにいくことにした。

プールサイドに寝転びながらのシャンパンは最高以外の何者でもなかった。

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本当に贅沢!シャンパン!素敵なプール!

青い海!

と思ってプールの横に目をむけると味噌スープ色の運河が流れており、土地開拓の難しさを痛感した。


夜のブッフェは本当に素敵だった。

昼にお湯味のソーキそばを食べたので美味しさもひとしおだった。


ステーキコーナーの後ろの外のプールに目をやると、ガリガリの猫が切ない目でステーキの匂いを嗅ぎにきていた。


人間と猫の格差を感じながら、デザートのピスタチオアイスに舌鼓を打ち、ピスタチオの白目などをいけたんに披露しつつ夕食を終えた。


そのまま部屋には戻らず、私達はシャトルバスで海辺に行きお散歩することにした。


海に到着すると真っ暗だった。

ランタンを持たされ、真っ暗な海に、さぁあとはご自由に行けと言わんばかりにいざなわれた。


真っ暗な海までの道は誰もおらず怖かった。

砂浜にブランコや本棚があったが完全にティムバートンの世界で不気味だった。


やっと海へ抜けるとそこにはランタンで出来た道が広がっていて、

これは素敵な世界だった。

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その後は星空が見えるハンモックコーナーに移動した。

ハンモックに寝転がると、そこには天の川や満点の星空が広がっていた。

流れ星も流れるその空を見ていると言葉が何も出てこなかった。


流れ星のことを伝えようと、ふと横を見るといけたんは目をつぶりお眠りになっていた。



一日目終了。

二日目に続く。